Yahoo! CEOの出産
Yahoo!のCEOであるメリッサ・メイヤー氏(40歳)が12月に出産する予定だが、男性の場合と同じ様に仕事を続けるとの記事が本日のFuji Sankei Businessi.に掲載されていました。
つまり、産休も取らずもちろん育児休業も取らないで、出産のため1日か2日程度休んで(そうでないと物理的に無理)また、バリバリ働くのでしょう。
アメリカでは有給の産休や育児制度が義務化されていないので、(以前にもブログに書きましたが)アメリカ人の中には出産後1週間ぐらいで仕事を始める人もいます。
かの地はベビーシッター制度が充実しているので、ベビーシッターを利用しやすい環境にあります。
さらにメイヤー氏の年収70億8960万円があれば、住込みのシッターさんやお手伝いさんを雇えますよね。
宝くじで宣伝している6億円当たれば年収2000万円の生活が30年間できる、という数字がとてもかわいらしいく思えてきます。
彼女は3年前の第1子出産の時も休まずに働いたので、Yahoo!にあった16週間の産休制度を利用しない前例を作ってしまったそうです。
また、メイヤー氏は就任した翌年の2013年には従業員の在宅勤務を制限してしまったそうです。
仕事を優先することは私も仕事優先で生きてきたので理解できますが、従業員全員にそれを強いて良いのでしょうか?
人それぞれ働く目的が何を軸にして生きていくのかが違うと思います。
年収と責任、やりがいのバランスがとれていればいいですが、みんなが年収70億もらえるはずがありません。
それとも、Yahoo!ではモーレツに働かない社員は雇用しないということでしょうかね。
先日シリコンバレーに行ってきました。IT企業の人たちは給与は高いことに比例して、成果もしっかり求められ長時間勤務もしているようです。
いつクビにされるか分からないという恐怖もあるようです。
50歳以降は仕事がきついので、50歳までに資産をためて50歳以降は独立して自分で起業する人が多いとか。
やはり、IT系はそのように考えないとやっていけないんですね。