高校生の就活、厳しすぎる制約
8月27日のFuji Sankei Businessi.に高校生の就活についての記事がありました。
それによると、高校生に対しては、就業差別に繋がる恐れがあるとして、尊敬する人はだれか、愛読書は?等という質問ができないそうです。
さらに、採用企業が思想信条に関する質問をした場合はハローワークに通報されるケースもあるとか。
専門家は、「高校生などの未成年の場合、大学生と違って社会観や労働観が十分に確立されているとは言えない」としてやむを得ないという見解。
しかし、企業側からすると、「聞いてはいけないことが多すぎる、せめて通勤時間がどれくらいか聞きたい」という意見もあるそう。
この記事を読んで、自宅住所も聞けないのか?と愕然としました。
反対に、高校生自身も企業や仕事のことを何も知らずに、就職してしまうことにもなり、これでは3年以内の離職率が4割というのも、うなずけます。
今18歳から選挙権をという話がありますが、就職活動において、このような状況では選挙権を与えるまえに、もっと、もっと改善するべきことがあるように思います。