マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

電力会社という魔物

原子力発電は安全か?ということに関して

以前、原子力関係のオピニオンリーダーと親しかったことから

漠然と日本の技術力からして安全であり、また効率的なのだろう

と思っていました。

自ら、そのことについて調べようともしていませんでした。

しかし、地球環境を考えクリーンエネルギーということが

言われ始めて以来、火力発電や原子力より、もっと他に

いい方法があるのではないか、これからはエネルギー

(と水と食料)を確保した国が成長する、と思い、

私の長男にはクリーンなエネルギーを開発する技術者になって

ほしいと漠然と願っていました。

まず浮かんだのは、20代のころにアメリカで見た風力発電でした。

日本ではあまり馴染みがなく、景観が悪いとの

住民の反対で撤去されてしまったところもあると聞きました。

以前佐渡島に行った時に、風力発電機があり、感動したことを

覚えています。しかし、風のない時の風力発電機は、うなだれた

こいのぼりのようで何とも、悲しい風情がありました。

ならば、いつも風が吹いているところに設置すればいいのでは

と思います。

身近にありました。

私が利用する地下鉄のホームから改札までの通路は半端なく

いつも風が吹いています。

女子高校生のスカートなど、あっという間にまくれ上がってしまします。

前に進むのも力がいるほどいつも、風が吹いています。

そういえば、誰かが、この駅は設計ミスだろう、と言っていました。

何も何世帯もの、電力を賄おうというのではなく、

たとえば、その駅だけの電力をその風を使って賄うという

考え方はできないのでしょうか?

ソーラーパネルも然り、すべての建物にソーラー設置を義務づけることで

その家庭、そのマンションの電力の一部分だけ

賄うという発想にはならないでしょうか?

電力を一元管理して、権力をほしいままにしていた

電力会社を解体して、生活者のためにどのようなシステムが

必要なのかを、心から考えるべき時代になってきていると

思います。