マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

トモダチ作戦

「トモダチ」作戦

今回の東日本大震災時に

アメリカが“トモダチ“作戦としてすぐに

大規模な援助をしてくれたことは記憶に

新しいことです。

感激して“トモダチ“ワッペンまで作ってしまった日本人も

いるくらいです。

しかし、日本がまだフクシマ原発から

20キロ圏での退去命令時に、アメリカとして独自に

半径50マイル(約80キロ)以内の

米国人に退去命令をだすなど、

日米の意思疎通がうまくいかなかったことが

ありました。

また、ロボットの提供を巡ってぎくしゃくし

緊張が高まったとも伝えられています。

その後の日本の対応を見ても、後手後手に回ったことは

否めませんが、

そもそも、アメリカはトップダウンのコミュニケーション

日本はボトムアップのコミュニケーションという文化の違いが

原因ではないかという指摘があります。

私が少し英語を話せるようになった時、楽しくて仕方がなかったのですが

実際にビジネスで使うとなると、これは文化以上に

考え方まで変えないと通用しない、ということに気づきました。

今のグローバル時代、海外留学する日本人が少なくなっているのも

賢い彼らは、すでにこのことに気づいていて、無理はしないということなのでしょうか?

日本人としてのアイデンティティーを持ちつつ、国際的に対応できる

人間を育てることは、実に大変だな、と思います。

いっそのこと、津田梅子のように小さい時から外国で暮らしたほうが

いいのでしょうか?

津田梅子は日本に戻ってきてから、かなりギャップに悩んだとか・・・

国としての特徴を生かしたグローバル化、今後の日本の課題です。