マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

ロンドン紀行 その4 SorryとExcuse me

ロンドンでアメリカとの違いにいくつか気づきました。

まず、バリアフリーをあまり意識していないのではないか、ということ。

イギリスの建物はだいたい階段を数段上がらないと1階に行きつかない構造になっています。

余談ですが、イギリスの1階はG階(Ground・地上)であって、一つ上が1階になります。

つまり本来の2階が1階ということです。

ホテルでも博物館でも協会でも、大抵階段があります。

地下鉄の駅もエスカレターはありますが(それがバンコック並みに早い)

エレベーターは見かけません。

エスカレーターですべて行かれるかと思うと、途中でどうしても階段を使わなければならないこともあります。

なので、車いすの人をあまり見かけません。

次にladies firstではないこと。

旅行者が多いこともあるとは思いますが、ドアでもエレベーターでも、

アメリカのように先を譲るという精神がありません。

ちょっとボタンを押してくれたらいいのに、

ちょっとドアを抑えてくれたらいいのに

ちょっとどいてくれたらいいのに・・・

と思うことがありました。

この点では日本と似ています。

最も、アメリカとの違いが顕著だったのは、

SorryとExcuse meの使い方です。

アメリカでは、本当に自分が悪いと思った時以外は

Sorryを使ってはいけない、と教えられました。

しかし、ロンドンでは通常アメリカでExcuse meを使うような場面

例えば、人にどいてもらいたいときなども

Sorryを連発しています。

私一人がExcuse me を使っていたような・・・

ちょっと、浮いていました。