ロンドン紀行 その7 イギリスに学ぶこと
昨日これからの日本は観光を経済の柱にすべきと書きました。
このほど、世界観光機関が発表した世界観光ランキング
つまり、世界中の人がどの国を訪れたか
では、日本は32位836万人でした。
ちなみにイギリスは8位2928万人。
中国が3位で5772万人
韓国が23位で1114万人
となっています。
なぜ、日本に観光客が来ないのか?
私は、インフラが整備されていないからではないかと思います。
日本は外人には人情的には親切ですが、インフラとしては外人が訪れにくい国です。
まず、言語対応。最近、英語だけでなく、中国語や韓国語の表記を見かけますが、
ロンドンでは、地下鉄の切符を買うところにも、各国の言語での表記があります。
自動販売機も日本語のボタンを押せば日本語で買えます。
また、すごいのは100メートルごとにこのような地図があり、
自分がどこにいるのか、すぐにわかります。
小さな円は歩いて5分、大きな円は歩いて15分を示しています。
地下鉄の乗り換えも、一方通行なので迷うことなくスムーズです。
バスに関しては、まだクリアーしていませんが、バスの路線図をしっかりとみることで
クリアーできるのではないかと思います。
大体どこでも地図、地下鉄を頼りに行くことができます。
次に、いたることろに名所旧跡がある。
リーゼントストリートなどは本当に18~19世紀にタイムスリップしたみたいな感じです。
これは、東京では無理ですよね。
これができるのは京都かな?
でも、町ごとに何かテーマを設定して整備すれば、魅力的な都市になるのでは?
2020年のオリンピックが一つの契機になると思います。
それを機に観光立国を目指す。
体験型の観光でもよいかもしれません。
例えば、寿司握る体験、アニメ制作現場を訪れる、1日芸者体験、和菓子を作る・・・
いろいろあるような気がします。
もっとたくさんのクールジャパンを作らないとですね。