マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

30前後の女性の特徴

この5年間で5人位の30歳前後の女性と仕事をする機会がありました。

どうも、いくつかの共通点があるように思います。

一つは結婚願望が強いこと。

彼女たちは、相手に決して以前の様な3高(高学歴・高収入・高身長)を望みません。

高望みはせず、むしろ家事や育児に協力してくれるやさしい男性を求めています。

草食男子が増えている、と言うことにも関係があるようです。

さらに、高収入にもこだわらなくなりました。

自分も働くから、とりあえずダブルインカムであれば、よい、との考えです。

若い男性にとってハードルが低くなったのでは、ないでしょうか?

これで、結婚するカップルが増えればいいですね。

反対に問題点は、高望みはしないかわりに、あきらめも早く、

無駄だと思う努力をしない

という点です。

仕事をする気持ちはありますが、仕事がすべてでは無く、

常に自分の居心地の良い空間に入ってしまう、ということです。

なぜなんだろうと考えました。

彼女たちは、バブルがはじけて少し安定した時に就職した年代。

会社も、長く働いてもらうことで、作業効率を上げようと考えて、

育成に力を入れた時代。

ワークライフバランス、などと言う言葉も生まれました。

いわばこの不況時代にあっても、どちらかというと

手厚く育てられた世代と言えるでしょう。

さらに、バブル期に思春期を過ごした世代であって、

子供の頃は努力しなくても物はあふれていて、手に入った。

いわば、豊かさを知って、そのもろさも知っている。

従って、身の丈に合った生活が一番と思っているのでしょう。

堅実、と言えば、堅実ですが、

この非常時に、どのように変身するのだろうか

と考えてしまいます。

しかし、このまま、変わらずに生活していくのかも知れないですね。