丸紅「節電マンション」
22日の読売新聞に
丸紅「節電マンション」
という記事がありました。
丸紅が太陽光発電装置を備えた
「節電マンション」の
本格販売に乗り出す、とか。
太陽光発電によって
エレベーターなどの照明、空調などの共用部分の
15%をまかなえるようです。
まさに、私が思っていたことが
実現するんですね。
15%という数字は
まだまだ小さいですが
クリーンエネルギーの第一歩が
始まります。
しかし、その記事の左側に
阿部順一 編集委員の
自然エネルギーの課題
という記事がありました。
水力と地熱は事前環境との共存が難しく
水力はコスト高やダム反対運動の影響、
地熱は国立公園にあって開発が難しい。
風力は風向きの変わりやすい日本では
設置場所が限られ
太陽光や風力は天候に左右され
安定供給ができない、とのこと。
このような問題から、
開発が進まなかったということです。
この辺は、私が5月17日に書いた
と変わりません。
さらに記事では、
今回の福島の事故を受けて
ドイツが原発7基を止めたところ
ドイツはフランスから電力を買うことに
なったそうです。
そのフランスは、電力の74%を原発に頼っている国。
最後の締めくくりの文章は
「エネルギー政策は重要な課題です。
それだけに一時の熱に浮かされず、
みんなで冷静に考えてみたいと思います。」
でした。
これって、原発を視野に入れて考え直しましょう、
ということですよね。
確かに、今、日本ですべての原発を停止するのは
経済的な打撃があると思います。
しかし、汚染物質が浄化されるまで
気の遠くなるような時間が必要であり
まだ、建屋にも入れず、人間がコントロールできないような
原発は、段階的になくしていくべきだと思います。
原発を視野に入れない
エネルギー開発にもっと人と予算を
かけられないでしょうか?