マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

希望の格差 山田昌弘教授

昨日

希望格差社会

という言葉を目にしました。

26日付けの読売新聞に

著者である

中央大学教授 山田昌弘先生の

インタビューが掲載されていました。

山田先生は、”婚活”を流行らせた方でもあります。

要約すると、

希望は生きるために欠かせない

また、未来に向かって自己実現するための

動議付けになる。

希望がないと人間としての力が出てこない。

非正規労働者を若者に押しつけていて

正社員になれるチャンスがない。

したがって、子供の将来の夢も

「正社員」で、若者の最大の関心ごとは

安定した正社員になること、となっている。

若い人が希望を見出す方法として

山田先生は2つのことを提言しています。

その1 非正規雇用から正規雇用に移る道を広げること

その2 物質の豊かさを目標にするのでなく、価値観を転換して

    人と人とのつながりを求めること

だそうです。

1に関しては、当社のような小さな会社では

実施可能ですし、今までも実施してきました。

たぶん大企業では難しのでしょう。

いっそのこと、3年間は非正規雇用にする、などということも

ありでしょうかね。しかし、これは被雇用者の利益には

ならないと思います。

正社員になることによって、気持ちが安定し

会社に対する愛着も生まれるのでしょう。

2に関しては、今がチャンスではないかと思います。

人と人とのつながりを求めて

田舎に移住することを考えてもいいのでは?

今は、ネットさえあれば、

情報は格差なく入手できます。

また、教育も塾に通わなくても

スカイプを使って、勉強できると思います。

アメリカでは、学校まで100キロメートルなど

ということもありますので、スカイプなどを使って

勉強していることろもあります。

自然の豊かさは心の豊かさを育みます。

自然が豊かなところで、のびのびと子供を

育てるという選択肢もあっていいのでは、

と思います。