マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

ランチョセコ原発

ドイツが 2022年までに

国内17か所にある原子力発電を

すべて廃止する、と発表しました。

本日の朝日新聞

22年前、住民投票によって廃炉となった

ランチョセコ原発

の記事がありました。

カリフォルニア州の首都サクラメントの近くに

原子力発電所があったとは、びっくりしました。

サクラメントは仕事で何度も訪問した地です。

1975年に作られ その後トラブルが続き

79年には同じ型のスリーマイル島での事故が発生

86年にはチェルノブイリ原発事故が発生

89年に住民投票廃炉が決まったとのこと。

しかし、22年たった今でも使用済み核燃料の処理が

終わっておらず、近寄れないそうです。

住民投票廃炉が決まった背景には

原発事故を題材にした

チャイナシンドローム という 映画に

主演した

ジェーン・フォンダの支援もあったとか

この映画、私も見ました。

もしかしたら、廃炉にするために

つくった映画だったのかしら、と今では

思います。

しかし、ただ、やみくもに原発に対する不信だけで

運動をしたのではなく、

経済性を問題にする人たちと一緒に運動を

したかことがよかったそうです。

廃炉信託基金の設立

省エネ対策

太陽光・風力・バイオマスの増大

電力を売る制度の確立

などの整備を整えたとのこと。

日本でも十分できることだと思います。

日本でも、電力を作ることと

供給することを

分けるという構想があります。

よいことだと思います。

これからはA社は風力発電を提供

B社は太陽光発電を提供

というように

分散して考えることはできないでしょうか?

そうすれば新たな産業も生まれるのでは

と思います。

東電だけにすべてをま任せる時代は

終わりました。