マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

女性はなぜ出世しないのか?NO5

第5回は

「細く長く緩くいこう時代」です。

2005年以降、今の20代です。

今年の夏の暑さ異常でしたね。

その中でも、リクルートスーツに身を包んだ

女性が会社訪問をしていました。

何社もエントリーして、何社も受けることが

当たり前になっている時代、その努力に頭が下がります。

もっと人間的な就職活動がないものかと

いつも思います。

一つの例

マスコミを希望する学生の就職活動サークルがあって

そこでは毎回いろいろな先輩を呼んで

話を聞くような会合を行っています。

たまたま、そのメンバーでPRを希望する女性がいました。

会ってみると、なかなかしっかりしている人でした。

残念ながら、今私の会社では人を採用する予定は

ありませんが、ふと、あるマスコミが

女性の企画・営業を(非公式に)募集していることを

思い出し紹介しました。

結果、役員面接で内定をもらいました。

PRとマスコミは若干業種が違いますが

企画・営業という職種は似ているところが

あります。

そこで、何年かキャリアを積んで、どうしても

PRを希望するのであれば、転職すればいいのです。

このような人脈を利用した就職活動も

活発になっています。

話がそれましたが、

20代は結婚しても仕事を続けるという

固い意志を持っています。

いまや、男性の収入だけで暮らせる時代ではありません。

雇用が不安定であり、男性とていつリストラされるかわかりません。

大企業でも、倒産することだってあります。

さらに、まだまだ、問題はあるものの

子供を育てる環境は以前に比べたら整ってきています。

ということで、長く勤めるためにはどうしたらよいか?

最初から、あまり気張らないことです。

しかし、会社からダメだしされないように

そこそこ、仕事をやっている感を出す、という

ある意味賢い世代です。

したがって、自分の楽しみは優先します。

うまく休みがとれる世代です。

注意されたことには、すみませんという態度を

見せますが、それが、しっかり身につかず

先輩たちをイライラさせます。

そこは世渡りが上手な分、なんとなく手なずけてしまいます。

まだ、若いということで多少大目に見てもらえている分

得をしている人たちでしょう。

この人たちが今後どのように育っていくのか

楽しみです。

良いところを生かすのであれば、

仕事を続けるという気持ちを持ちつつ

”緩い”部分をもっと引き締めれば

もともと人当たりはいいので、良い方向に

行くのでは?

もっとも、それを指導するのが我々先輩世代です。

上の世代が、うまく能力を引き出してあげられれば

いいんですが・・・