仕事と商売の違い
普通、あなたのお仕事は?とは聞かれますが、
あなたの商売は?とは聞かれませんよね。
商売という言葉には自営業のニュアンスが有って
お金儲けの雰囲気が漂い、あまり良いイメージが無いのでは、と思います。
しかし、私はあえて、社員には商売をしなさいと言います。
以下私論
仕事とは与えられたことを誠実に行うこと。
例えば、電車の運転手さんが安全に時間通りに電車を走らせるのは仕事
そこに売り上げを上げるという要素は含まない
その反面、商売というのは与えれた仕事を誠実に行うことは勿論のこと、
売上げを上げ、利益を確保するという意識を持つことです。
電車の例で考えれば
売上を上げるためにダイヤを決めたり、お客が利用しやすいような環境を整えること。
つまりは、会社で言う経営層が考える事が商売だと思います。
なので、普通は経営者が考えることだから関係ない、と思っている人が多いと思います。
しかし、それでは仕事をやらされているという意識が先行して、
労働者VS経営者の構図を生み出してしまいます。
仕事は会社からやらされているのではなく、自分が仕事をしているという意識を持つことが
仕事を楽しくする要因です。
一人一人がそのような考えを持つことが会社が発展することだと思います。
バーツを受け持つのが仕事なら
仕事全体を俯瞰的に見て、どうしたら利益を上げられるのかを常に考えるような
社員を育てたいと思います。