マダムゆうこの独り言

PR会社社長。子どもを育てながら仕事を続けてきた経験をもとに働く女性を応援したい。

西武ホールディングスが幹部候補生を別枠採用

日本もついに来たか~ 

と思いました。

2013年卒業生を対象に

西武ホールディングス

幹部候補生を別枠で採用

という記事が、10月19日の日経新聞夕刊に

載っていました。

早くから経営者として育成するというものです。

今までの、日本の企業では

いろいろなセクションを経験させ

ある一定の時期になったら、

管理職となり、だんだんと淘汰されていき

経営の中枢に入る、ということが

一般的でした。

そのために、いろいろな出世競争があり

派閥もできたのでは、と思います。

それとともに夢もありました。

西武のやり方は

アメリカ的で経営のスペシャリストを

早くから育てよう、ということです。

これは、これですっきりしてよいのでは

と思います。

というのも、出世を気にするあまり

失敗を恐れる現場担当者が多く

新しい施策を打てない企業が多いように

感じます。

そもそも、日本人が起用だからでしょうか?

あまりにも、いろいろな業務を経験させすぎます。

研究職で入った人が、営業もやり、マーケ担当になり

広報や広告のセクションにも配属され

など、一生のうちにどれ程の新しい業種を経験するのでしょう。

外資系企業では、人事・総務でさえその分野のスペシャリストを

雇用します。

経営という視点からものを考えるスペシャリストが

いてもよいと思います。

ただ、その人の育成を間違えないように

将来の会社の運命を今の大学3年生に

ゆだねるのですから・・・